横浜市の里親家庭支援について
里親養育は里親のみで養育するのではありません。
子どもが、継続性・永続性のある養育者や生活環境のもとで、安定した養育を受け育てられるよう、社会的養護のシステムの中で、地域の複数の機関が協力して子どもと家庭を支援していきます。
(1)児童相談所による相談支援
子どもに関するあらゆる相談を受けています。里親や里親家庭で育つ子どもが困った時の相談窓口です。
(2)フォスタリング機関
「さくらみらい」
里親家庭の養育相談、里親家庭で暮らす子どもの相談、心理相談、委託前から受託後の相談支援などを行っています。その他、里親リクルート、研修(法定研修を含む)の実施、地域の関係機関と連携し、里親制度についての広報・啓発活動などをしています。
(3)こども青少年局
こどもの権利擁護課
横浜市の里親制度を所管し、里親の認定及び登録(更新)を行います。又、委託中の里親家庭に対する経費の支払い、請求の受付を行います。
(4)委託に伴い支払われる経費
子どもの年齢・状況によって支給される金額が異なります。
◆里親手当
養育里親、専門里親のみ支給対象
(養育里親が縁組前提の児童を養育している場合は対象外)
◆生活諸費
◆幼稚園就学費
◆教育費
◆学習塾費(中学生のみ)など
※ 医療費(保険診療内)は公費で負担します。医療機関の窓口での支払いは不要です。
その他: 里親養育援助事業(家事ヘルパー)、レスパイトケア、
損害賠償責任保険
(5)里親子応援ミーティング
関係機関のメンバーが集まり、チームで里親さんと子どものいる家庭を地域でサポートするためのミーティングです。子どもを委託された直後など、具体的な地域でのサポート体制について話し合いを行ったり、さまざまな時期に生じる課題についても、一緒に考えていきます。